Excel(エクセル)のワークシートが表示されない場合の原因と対処法

はじめに

たとえばExcel(エクセル)で管理している売り上げデータなどについて、「月ごとにワークシートを作っていたはずなのに、いつの間にか過去月のシートが見られなくなっていた!」と困った経験はありませんか? 一見データが消えたようにみえて焦ってしまいますが、実は簡単な操作でワークシートの表示を戻せるかもしれません。この記事では、Excelのワークシートが表示されない場合の原因と、その対処法をお伝えします。

part 1: Excelのシートが表示されない問題について

日々の仕事において、重要なデータをExcel(エクセル)で管理しているという方も多いでしょう。必要なワークシートが必要な場面で表示できないと、作業が滞ってしまうのは言うまでもなく、データの長期保管(アーカイビング)といった観点からも問題になりかねません。さらにそれが複数人で共有しているExcelファイルだった場合、「誰かが操作ミスをして消してしまったのでは……?」とモヤモヤのもとにもなってしまいます。

「はじめに」でも述べた通り、「ワークシートが表示されない」という問題は、簡単な操作で解決できる場合もあります。また、本当にファイルが破損していた場合にデータを復元する方法も、本記事でご紹介します。

Part 2: Excelのシートが表示されない原因

Excel(エクセル)でワークシートが表示されない原因としては、主に次の4つが考えられます。

  • 表示設定やウィンドウサイズが適切でない
  • ワークシートが非表示になっている
  • ファイルが破損している
  • 水平スクロールバーでタブが隠れている

以下で、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

2.1: 表示設定やウィンドウサイズが適切でない

Excelのズーム設定、シート見出しの表示設定、ウィンドウサイズが適切でない場合、シートを切り替えるためのタブが出てこない場合があります。この場合、Excelの「環境設定」や開いているウィンドウから設定を変更することで、問題を解決できます。

2.2: ワークシートが非表示になっている

Excelでは、指定したワークシートを非表示にすることができます。非表示のワークシートはシート切り替えのタブにも表れないため、削除されたようにも見えてしまいます。しかし、方法さえ知っていれば、シートを簡単に再表示することができます。

2.3: ファイルが破損している

ワークシートを表示できない原因として、Excelファイルが破損していたり、データが失われたりしてしまっている可能性も考えられます。この場合、ワークシートを再び表示させるためには、データを修復・復元する必要があります。

2.4: 水平スクロールバーでタブが隠れている

Excelのバージョンによっては、シート切り替えのタブと水平スクロールバーとが隣り合っているため、水平スクロールバーがタブを隠してしまうことがあります。

この場合は、次の手順によってタブを表示させられます。

1.水平スクロールバー左側にマウスカーソルを移動させます。下図のような、両方向矢印が表示されます。

2.両方向矢印を右側にドラッグして、タブを表示させます。

Part 3: Excelのシートが表示されないときの対処法

ここでは、Part 2で示した原因に対応する対処法を説明します。

  • 表示設定やウィンドウサイズが適切でない

→ ウィンドウ枠を調整する

→ ズームレベルを変更する

→ [シート見出しを表示する] 設定をオンにする

  • ワークシートが非表示になっている

→ ワークシートの表示設定を変更する

  • ファイルが破損している

→ 破損したファイルを修復する

下記に具体的な手順を示します。

3.1: 表示設定やウィンドウサイズを変更する

Excelで、ワークシートの切り替えタブが全く表示されない、あるいはシートは切り替えられるがデータが見られないといった時には、次の方法を試してみてください。

方法1: ウィンドウ枠を調整する

多くのワークシートを作成している場合、ウィンドウ幅によってはすべてのタブを表示しきれない場合があります。その場合、ウィンドウ枠を調整することで、隠れてしまったタブを見つけられます。

1.ウィンドウの右下隅にマウスカーソルを移動させます。下図のような、両方向矢印が表示されます。

2.両方向矢印を右に動かしてウィンドウ幅を広げ、すべてのタブを表示させます。もしウィンドウ幅を広げてもタブを表示しきれない場合は、ウィンドウ左下隅にある三角形のアイコンをクリックしてみましょう。タブの表示を前後に送ることができます。

3.さらに、この三角形のアイコンを右クリックすると、ワークシートの一覧を確認できます。ワークシートを選んで「OK」をクリックすることで、直接そのワークシートへ移動することもできます。

方法2: ズームレベルを変更する

ワークシートを切り替えられたものの、内容が見られないといった場合は、表示が極端に拡大もしくは縮小されているかもしれません。このときは、ズームレベルを調整するのが効果的です。

1.ウィンドウの右下にあるズームスライダーをドラッグします。「-」側にドラッグすると表示が縮小、「+」側にドラッグすると表示が拡大します。標準ではズームが「100%」に設定されていますので、ズームレベルを調整する時にも100%を基準に考えるとよいでしょう。

2.また、ズーム倍率表示(上の図では「100%」の部分)をクリックして、ズームレベルを直接指定することもできます。

方法3: [シート見出しを表示する]設定をオンにする

Excelの設定によっては、ワークシートを切り替えるタブが表示されていない場合もあります。タブを表示させる方法は次の通りです。

1.メニューバーから「Excel」をクリックし、「環境設定」を選択する

2.「表示」を選択する

3.「シート見出し」にチェックマークを入れる

環境設定ウィンドウを閉じれば、Excelファイルのウィンドウ下部にタブが表示され、ワークシートを切り替えられるようになります。

3.2: ワークシートの表示設定を変更する

特定のワークシートだけが表示されないときは、そのワークシートが「非表示」に設定されているのかもしれません。ワークシートの表示設定を確認・変更する手順は次のとおりです。

1.表示されているワークシートのタブのどれか1つの上にマウスカーソルを重ねて、右クリックする

2.下図のように「再表示...」という選択肢が表示された場合、そこをクリックする

注意:「再表示...」の選択肢がない場合、非表示のワークシートはありません。

3.再表示したいワークシートを選んで、「OK」をクリックする

これで、非表示のワークシートが再び表示されるようになりました。

3.3: 破損したファイルを修復する

Excelファイルが破損してしまった場合、設定変更等ではワークシートを表示させることはできません。このような時には、ファイル復元ソフトによるデータの修復・復元が有効です。

この記事では、Repairitを使ってExcelファイルを修復する方法をお伝えします。RepairitはExcelのほか、PDFやWord、各種画像・動画ファイルなど、多様なデータ形式に対応。簡単な操作と高い復元能力を誇ります。

以下はRepairitで破損したエクセルファイルを修復する手順です。

ステップ1 破損したエクセルファイルを追加する。

パソコンでRepairitソフトを起動します。「その他の種類の修復」タブから「ファイル修復」をクリックして、画面真ん中にある「+追加」をクリックしたら、破損したファイルを読み込みます。

破損したファイルを追加する

ステップ2 ファイルを修復してプレビューする

右下にある「修復」をクリックすると、ファイル修復が開始されます。修復完成できましたら、メッセージがポップアップされ提示します。

ファイルを修復してプレビューする

ステップ3修復されたファイルを保存する。

「保存」ボタンをクリックすると、修復できたファイルを保存できます。複数のファイルを選択する場合、「すべて保存」ボタンをクリックしたら一括保存されます。

修復されたファイルを保存する

ご注意:修復されたファイルを元保存場所に保存しないでください。(上書き保存を避けます。)

Part 4: まとめ

Excel(エクセル)のシートが表示されない、切り替えられないといった事態は、業務を行う上で困りものですが、簡単な操作で解決できることもあります。もしもデータが破損していて、Excelの環境設定やズームサイズ、ワークシートの表示設定等を変更するだけでは対処できない場合には、信頼性の高いデータ復旧ツールRepairitを使って、データを取り戻しましょう。

Word(ワード)でページを追加・挿入する方法

はじめに

Word (ワード) を使いこなしている人なら、文をどんどん追加していくうちに、新しいページが自動で増えていくのをご存知ですよね。でも、時には「ここで新しいページから始めたいな」とか、「この報告書、もうちょっと計画的にページ分けしたいな」と思う瞬間もあるはずです。そんな時、手動で新しいページをサクッと追加する方法を知っていると、すごく楽になりますよ。

今回のブログ記事では、そんなあなたのために、Wordでの新しいページの追加・挿入のコツをご紹介します。これで、仕事も勉強も、これでさらにスムーズに、そして安心して進められるはずです。記事を読み進めて、Word (ワード) 使いのスキルを次のレベルへと引き上げましょう!

Part1: Word(ワード)で新しいページを追加する方法

ここでは、Word (ワード) で新しいページを追加する方法を紹介します。どれも、簡単で便利な方法なので、覚えておくと普段の操作時に大変役に立ちますよ。

1.1: Enterキーを使ってページを追加する

文章の末尾でEnterキーを連打することにより、文書の末尾に新しいページを追加することができます。これは最も簡単なページ追加方法ですが、特定の位置にページを挿入する際には別の方法が適しています。

この方法は、文書の末尾にカーソルを置き、Enterキーを連打するだけという非常にシンプルな操作です。この操作により、自動的に新しいページが文書の末尾に追加されます。これにより、追加の内容をすぐに入力開始することが可能になるので、作業をスムーズに進められます。

ただし、この方法は文書の末尾でのみ効果的で、文書の中間に新しいページを挿入したい場合には適していません。そのような場合は、「改ページ」の挿入や「Ctrl + Enter」を使用したページの追加など、他の方法を試して見て下さい。

それでも、文書作成の基本として「Enterキーを使ってページを追加する」方法は、Wordを使用する上で知っておくべき重要なテクニックの一つです。

1.2: 新しいページを追加するショートカットキー

Wordでドキュメントをサクサクと編集しているとき、「ここで新しいページが欲しいな」と思う瞬間、ありますよね。そんな時、「Ctrl + Enter」というショートカットキーがとても便利です。これを使えば、カーソルがあるその場所から直接、新しいページをサクッと追加できます。これは、新しい章を始める時や、ちょっとセクションを変えたい時にピッタリです。操作は簡単で、カーソルを新しいページスタート地点に持っていって、「Ctrl」押しながら「Enter」を押すだけです。このショートカット、一度使うととても便利で多用したくなりますよ。次のPart2では、このショートカットキーを使用した新しいページの追加方法についてさらに詳しく解説します。

Part2: Word(ワード)で特定の場所に新しいページを追加・挿入する方法

Word (ワード) を使っていると、ドキュメントのちょうど欲しいところに新しいページをサクッと追加したい時がありますよね。ここでは、そんな時のための技をご紹介します。このコツを掴めば、文書作成がグッとスムーズに、そして楽になること間違いなしです。

2.1: ショートカットキー「Ctrl + Enter」機能を利用する

とくに長文のレポートやちょっと複雑なドキュメントを扱う際、新しいページを挿入する必要性に迫られることってよくありますよね。そんな時、「Ctrl + Enter」というショートカットキーがまさに役に立ちます。このシンプルなキー操作だけで、カーソルがある場所からダイレクトに新しいページへ移動し、スムーズに次の作成を始めることができます。

これは、企業文書や学術文書など、計画的な構造を持つ文書作成には特に役立ちます。また、整理された文書は読みやすさもアップするので、最終的には内容のクオリティ向上にもつながります。

具体的な操作方法は、以下のようになります。

1.カーソルの位置決め

Word文書内で新しいページを挿入したい位置に、カーソルを移動させます。これが、新しいページが追加される場所になります。

2.ショートカットキーの使用

キーボード上で「Ctrl」キーを押しながら「Enter」キーを押します。この操作を行うと、カーソルの位置に新しいページが挿入されます(カーソルも新しいページに自動的に移動します)。

2.2: 改ページを使ってページを追加する

Word (ワード) での文書作成をもっと手軽に、そしてもっとテンポよく進めたいとき、「改ページ」の操作が便利です。ちょうどいいところに新しいページを始めたいなら、「挿入」タブをチェックして、「改ページ」をクリックします。これだけで、あなたが今いるページから一気に次の新しい空白ページへジャンプできます。これで、ドキュメントがぐっと整理されて、新しいセクションや章の開始がスムーズになります。また、読んでる人にとっても、どこからどこまでが一つの区切りなのかがクリアになるので、内容を把握しやすくなります。そして、改ページを使うことで、見た目も良くなり、プレゼン資料やレポートが、印象的に仕上がります。

そのため、文書の流れを自然に保ちながら、全体の見栄えを良くしたい時は、この「改ページ」機能を活用することを忘れずにしましょう。これであなたのWord (ワード) 文書も、読み手を惹きつける魅力的なものに変身しますよ。

1.Word ( ワード ) を開いて、メニューから「挿入」を選択し「改ページ」を選択します。

2.次のページにカーソルが移動し、新しいページが追加されました。

Part3: 豆知識:誤って削除したWordファイルを復元する方法

「大切なWordファイルをなくしてしまった...」そんな時には、「Wondershare Recoverit」がまさに救世主になります。誤って削除してしまったファイルも、この復旧ソフトを使えば簡単に取り戻せるんです。使いやすさと高い復旧率で、様々な種類のファイルを見事に復元してくれます。これで、大事なWord (ワード) 文書が消えてしまった時でも、Wondershare Recoverit があれば大丈夫。これがあれば、あなたの大切な文書はもう失われることはありません。

以下は、「Recoverit」 で間違って消してしまったWordファイルを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたWordファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたをWordファイルプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

OneDriveが更新されない・同期されない場合の対処方法

Windowsユーザーの場合、OneDriveを利用している人は多いでしょう。しかし、稀にOneDriveが更新されない、あるいは同期されない問題が発生することもあるようです。

今回はOneDriveが更新されない時や、同期されない時の対処法をわかりやすく解説します。OneDriveのエラーは、特に接続不良や容量不足の場合に起こりやすいので、ぜひ記事を参考に確認してみてください。

OneDriveが更新されない・同期されない原因

OneDriveが更新されない、同期されない時の原因はいくつか挙げられます。

  1. ネットワーク接続の問題
  2. OneDriveアプリの問題
  3. ファイルやフォルダの同期エラー

中でも、特によくあるのが上記のいずれかによる影響です。一つずつチェックしましょう。

ネットワーク接続の問題

OneDriveはクラウドストレージサービスですから、ネットワーク接続に問題があると、上手くデータを更新したり同期したりできなくなります。

ネットワーク接続の問題とは、例えば通信速度が極端に遅い、ネットワーク接続が途切れる、デバイスルーターは接続されているものの、ルーター側がネットワークに接続できないなどの内容です。

OneDriveアプリの問題

OneDriveアプリ自体に問題が発生している可能性も考えられます。例えばアプリのバージョンが古い、一時的なアプリの不具合、アプリにサインインできないなどの内容が挙げられるでしょう。

Web版のOneDriveにアクセスし、問題なく利用できる場合はアプリケーションに何らかの問題が発生している可能性があります。

ファイルやフォルダの同期エラー

例えばファイルやフォルダのサイズが大きすぎる場合、ネットワークなどの状況によっては同期に時間がかかりすぎてしまい、結果として同期エラーとなるケースがあります。

また、新しいデータの同期によってOneDriveの容量を超えてしまう場合は、新たなデータの更新や同期はできません。このような場面では、追加料金を支払ってクラウドストレージの容量を増やすか、同期しているファイルやフォルダを整理してストレージを確保することが解決策となるでしょう。

OneDriveが更新されない・同期されない場合の対処方法

ここからは、OneDriveが更新されない・同期されない時の具体的な対処法を解説します。

  1. ネットワーク接続を確認する
  2. OneDriveアプリの再起動
  3. ファイルやフォルダの同期状態を確認する
  4. ファイルのサイズや名前に問題がないか確認する
  5. OneDriveアプリの更新

これらの対処法について画像も交えてお伝えしますので、初心者の方も一緒に読み進めながらお試しください。

ネットワーク接続を確認する

まずは基本的な確認項目として、ネットワーク接続をチェックします。Windows11の場合の操作手順は以下の通りです。

タスクバーのWindowsボタンを右クリックし「設定」を開きます。

「設定」を開く

「ネットワークとインターネット」をクリックし「ネットワークの詳細設定」を選択しましょう。

「ネットワークの詳細設定」を選択

ネットワークアダプター」の項目を見てみると、現在デバイス(パソコン)に接続されているアダプターが表示されます。今回は無線LANと接続しているパソコンのため「Wi-Fi」と表示されていますが、有線LANで接続している場合は「イーサネット」の表示があるはずです。

また、画像の赤枠で囲っている箇所に「無効にする」ではなく「有効にする」の表記がある場合は、アダプターが無効になっており利用できない状態を表します。

「有効にする」へ切り替えて、ネットワークを利用できるようにしましょう。

ネットワークアダプターを有効

OneDriveアプリの再起動

ネットワーク接続に問題がない場合は、OneDriveアプリを再起動してみてください。

OneDriveアプリを画面右上の「×」ボタンで閉じます。アプリがバックグラウンドで起動している可能性もあるため、タスクマネージャーでバックグラウンド起動についても確認しておきましょう。

バックグラウンドで開いているアプリの確認手順は以下の通りです。

Windowsボタンを右クリックし「タスクマネージャー」を起動します。

「タスクマネージャー」を起動

画面上部の検索窓に「OneDrive」と入力し検索をかけます。そうすると、画面を「×」ボタンで閉じたものの、バックグラウンドでOneDriveが起動していることがわかりますね。

「バックグラウンド プロセス」に表示されているOneDriveを選択し「タスクを終了する」をクリックします。強制終了することになりますので、バックアップの状況などは必ず事前に確認しておきましょう。

タスクを終了する

OneDriveアプリを完全終了したら、再度OneDriveアプリを起動し、問題なく動作するかご確認ください。

ファイルやフォルダの同期状態を確認する

OneDrive内のファイルやフォルダの同期状態を確認します。手順は以下の通りです。

エクスプローラーを起動し、OneDriveフォルダもしくはOneDriveと接続している保存場所を確認します。「状態」の欄を見ることで、データの同期状況の確認が可能です。

データの同期状況を確認

各マークが示す意味は画像の通りです。青い雲のマークはオンラインでのみ使用できるファイルで、デバイスのストレージを圧迫しません。青く丸い矢印のマークは同期中のため、このマークが表示されている時は、同期が完了するまで強制終了などしないようにしましょう。

データの同期状況の確認

また、画面右下の通知領域からもOneDriveの同期状態を確認できます。画像の例では雲のマークに斜線が入っているので、OneDriveにサインインしていない状態を表します。

OneDriveの同期状態を確認

通知領域に表示されるマークの種類は多数あるので、Microsoftの公式サイトより確認していただくのが良いでしょう。

ファイルのサイズや名前に問題がないか確認する

OneDriveに同期するファイルの名前に使用できない文字列が使われていると、同期が進められなくなります。また、同期するファイルサイズが大きすぎる場合で、OneDriveのストレージ残量に余裕がない場合も、同期ができなくなってしまいます。

まず、ファイルの名前に問題ないか確認しましょう。以下に該当するようなファイル名は、OneDriveで同期することができません。

・ファイル名の先頭、あるいは最後尾がスペースになっている

・ファイル名がピリオドで終わっている

・サポート外のUnicodeが使われたファイル名

・" * : < > ? / \ | など無効な文字が使われたファイル名

また、同期するファイルサイズと、OneDriveのストレージ容量もご確認ください。十分な空きがない場合は、確保する必要があります。

OneDriveアプリの更新

最後にOneDriveアプリが最新のバージョンになっているか確認します。Windows11の場合の確認手順は以下の通りです。

Windowsボタンを右クリックし「設定」を開きます。

「設定」を開く

Windows Update」を開いてください。「最新の状態です」と表示されていれば、アップデートが必要なアプリはないことを示します。「更新プログラムのチェック」をクリックすると、手動でもOSやアプリの更新を確認できます。

アプリの更新を確認

OneDriveを含め、更新が必要なものが見つかった際は更新ボタンが表示されます。作業中のデータやアプリを正常に終了したのち、アップデート作業を子なってください。

バックアップするデータが復元できない時の対処法

OneDriveが更新されない、同期されないなどのトラブルによって、バックアップデータが取り扱えない時や、データが消えてしまっても焦ることはありません。データ復元専用ソフトを利用し、重要なデータを復元しましょう。

データ復元ソフト「Recoveritリカバリット)」は、95%の復元成功率と、親しみやすいインターフェースで、簡単に消えてしまったデータを復元します。

パソコン本体や外付けSSD、HDD、メモリーカード、USBなど、2,000種類以上の保存デバイスと、ドキュメントや写真、画像、音声、メールフォルダなど1,000種類以上のファイル形式に対応。無料版でも500MBまでの復元が可能なので、お困りの方はぜひ一度お試しください。

RecoveritWindowsパソコンから消えたデータを復元する手順

ステップ1消えたファイルの元の保存場所を選択します。

Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択してクリックします。

場所を選択

ステップ2 消えたファイルのデータをスキャンします。

そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。

ファイルをスキャン

ステップ3スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。

ファイルを復元

消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、SDカード外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。

PDFファイルのパスワードを解除する方法

はじめに

PDFファイルにパスワードを設定することは、重要な文書や機密情報を保護する手段の一つです。しかし、ときにはパスワードを忘れてしまったり、アクセスできなくなったりする場合があります。本記事では、PDFファイルのパスワードを設定する方法から解除する手順、注意すべきセキュリティと修復方法について解説します。

PDFファイルにパスワードを設定する方法

PDFファイルにパスワードを設定する方法を紹介します。しかし、「いちいちパスワード設定するのは面倒くさい」「必要性を感じない」と感じている方も居るでしょう。今回は、まずPDFファイルにパスワードを設定する理由について解説し、次に具体的な設定手順を解説します。ぜひご参考ください。

PDFファイルにパスワードを設定する理由

PDFファイルにパスワードを設定することは、情報保護や防犯につながります。PDFファイルにパスワードを設定すれば、機密性を高め、不正アクセスや情報漏洩の防止が可能です。とくに、重要な文書や個人情報を含むファイルを扱うビジネスの場では、セキュリティリテラシーの高い方が評価される傾向にあります。会社や取引先、さらには自分自身を守るためにも、パスワード保護が必須です。

オンラインツールを使用したパスワード設定手順

オンラインツールを利用すれば、簡単にPDFファイルにパスワードを設定できます。一般的には、オンラインツールが提供されているURLにアクセスし、指示に従ってファイルをアップロードします。あとは、設定したいパスワードを入力するだけ。簡単かつ効果的にファイルの保護が可能です。

例:Adobe Acrobat

Adobe Acrobatを使用してパスワードを設定

参考元:Adobe AcrobatPDFにパスワードを設定して保護・暗号化

PDFファイルのパスワード解除方法

PDFファイルにパスワードを設定する方法とは逆に、次はそのパスワードを解除する方法について見ていきましょう。通常であれば、PDFファイルを開く操作を行った際、設定したパスワードを入力すれば完了です。しかし、ときにはパスワードを忘れてしまうときもあるでしょう。ここでは、パスワードを忘れてしまった場合における解除方法を解説します。

パスワードを解除する手順

PDFファイルのパスワードを解除する方法は、非常にシンプル。PDFファイルを選択し、設定したパスワードを入力するだけです。正しいパスワードを入力すれば、ファイルに再びアクセスできるようになります。

パスワードを解除する

パスワードを忘れた場合の対処法

パスワードを忘れてしまった場合でも、諦める必要はありません。強力なパスワード解除ツールを利用すれば、パスワードを解除できる可能性があります。しかし、いつでも安全性の確保が最優先です。使用する際は、信頼できるツールを選択しましょう。下記は、パスワードを忘れたときに活躍するオンラインツールの一例です。

例:I Love PDF

PDFロック解除

参考元:I Love PDF‐PDFロック解除

I Love PDFの操作方法は、PDFファイルをアップロードするだけです。アップロード後に表示されるダウンロードボタンを選択すれば、パスワードを忘れていたとしても簡単に解除が可能です。

I Love PDF

パスワード保護されたPDFファイルのセキュリティと注意事項

パスワード保護されたPDFファイルのセキュリティと注意事項について解説します。パスワード保護を設定しただけでは、まだ完全に不正アクセスや情報漏洩を防げるとは限りません。なるべく被害にあわないためにも、高いセキュリティ意識をもって管理しましょう。それぞれ解説します。

強力なパスワードの設定

PDFファイルを保護する際には、強力なパスワードの設定が重要です。ランダムな文字列や数字を組み合わせ、推測されにくいパスワードを選択しましょう。また、英語であれば大文字と小文字を組み合わせることも有効です。

パスワードの共有に注意する

パスワード保護されたPDFファイルを共有する際には、パスワードを安全に伝えることが重要です。可能な限り、安全な手段でパスワードを共有し、不正なアクセスを防止しましょう。パスワード保護したファイルを送信するときは、別途メールにパスワードを記載して送信するビジネスマナーも存在するほどです。

パスワードの定期的な変更

定期的にパスワードを変更することで、セキュリティをさらに強化できます。定期的なパスワードの変更を習慣化し、情報漏洩や不正アクセスを未然に防ぎましょう。

適切な保管と管理

PDFファイルのパスワードを保管する際には、安全な場所に保存し、不正なアクセスを防止するように心がけましょう。とくに、個人共有フォルダにアップロードしているファイルなどは危険性が高まります。また、複数のパスワードを管理する際には、信頼できるパスワードマネージャーを活用し、安全性を確保する必要があります。

破損して開けないPDFファイルを修復する方法

PDFファイルが破損してしまった場合でも、修復する方法があります。一般的には、信頼できる修復ツールを利用することで、簡単に破損したPDFファイルを修復できます。中でも、ファイル修復ソフト「Repairit」は優れた修復ツールの一つです。使い方は簡単で、ツールを起動し、修復したいPDFファイルを選択するだけ。破損したファイルを自動で修復し、正常に開けるようになります。

以下はRepairitで破損したPDFファイルを修復する手順です。

ステップ1 破損したPDFファイルを追加する。

パソコンでRepairitソフトを起動します。「その他の種類の修復」タブから「ファイル修復」をクリックして、画面真ん中にある「+追加」をクリックしたら、破損したファイルを読み込みます。

破損したファイルを追加する

ステップ2 PDFファイルを修復してプレビューする

右下にある「修復」をクリックすると、修復が開始されます。修復完成できましたら、メッセージがポップアップされ提示します。

修復されたファイルを保存する

ステップ3修復されたPDFファイルを保存する。

「保存」ボタンをクリックすると、修復できたファイルを保存できます。複数のファイルを選択する場合、「すべて保存」ボタンをクリックしたら一括保存されます。

ファイルを修復してプレビューする

ご注意:修復されたファイルを元保存場所に保存しないでください。(上書き保存を避けます。)

日頃からパソコンで作業をされる方は、ぜひ一度無料体験をお試しください。

ファイル管理ソフトのおすすめトップ10

はじめに

ファイル管理ソフトウェアは、データの整理や効率的なアクセスを可能にする重要なツールです。昨今のデジタル化が非常に早く進展している現在において、適切なファイル管理ソフトを選択することは重要と言えるでしょう。今回は、おすすめのファイル管理ソフトを10個解説します。

Part1:ファイル管理ソフトウェアとは?

ファイル管理ソフトウェアは、コンピュータ上のデータや情報を整理し、管理するためのツールです。日常的に利用する文書や写真、音楽ファイルなど、さまざまな形式のファイルを効果的に管理できます。これらのソフトウェアは、個人のコンピュータから大規模なオフィスネットワークまで、さまざまな環境で使用が可能です。自分にあったファイル管理ソフトを選び、適切な管理を目指しましょう。

■役割とメリット

ファイル管理ソフトウェアの主な役割は、次の4点です。

  • 整理と分類:ファイルを適切な場所に整理し、分類します。必要な情報へのアクセスが容易になり、生産性の向上や時間の節約が実現可能です。
  • 検索とアクセス:大量のファイルの中から必要なデータを素早く見つけるための検索機能を提供します。また、簡単な操作でファイルにアクセスできるようになり、作業効率が向上します。
  • 保護とセキュリティ:ファイル管理ソフトウェアは、データのバックアップやセキュリティ機能を提供し、重要な情報を保護します。データの紛失やセキュリティ侵害からシステムを守ることが可能です。
  • 共有と協調:複数のユーザーが同じファイルにアクセスし、編集できる共有機能があります。チームでの作業や情報の共有がよりスムーズになり、作業効率の向上が期待できます。

ファイル管理ソフトウェアの利点は、データの整理と保護、作業効率の向上などがあります。これにより、個人や組織はデータを効果的に活用し、競争力の強化が可能です。また、適切なソフトウェアの選択や設定も非常に重要です。ユーザーは自身のニーズや環境に適したソフトを選びましょう。

Part2:ファイル管理ソフトおすすめ10選

1. Windowsファイルエクスプローラ

Windowsファイルエクスプローラーは、Windows OSに標準搭載されているファイル管理ソフトウェアです。シンプルなインターフェースと包括的な機能が特徴で、基本的なファイル操作をスムーズに行えます。しかしながら、高度な機能には不足があり、とくに大規模なデータ管理や高度な操作を必要とする場合には、ほかのソフトウェアを検討する必要があります。

Windowsファイルエクスプローラ

2. Finder

Finderは、Macユーザーにとって馴染み深いファイル管理ソフトウェアです。直感的な操作とシームレスな統合が特徴で、Mac環境でのファイル管理を容易にします。ただしWindowsファイルエクスプローラーと同じく、あくまでMac OSの標準機能です。カスタマイズ性には限界があり、高度な操作やカスタマイズを必要とする場合には、他のソフトウェアを検討する必要があります。

Finder

3. FreeCommander

FreeCommanderは、Windowsユーザー向けの無料のファイル管理ソフトウェアです。二つのパネルを使った操作が可能で、ファイルの比較や同期などを効率的に行えます。使いやすさと豊富な機能が特徴ですが、初心者には少々難しく感じる仕様が難点です。

FreeCommander

参考元:FreeCommander

4. Total Commander

Total Commanderは、Windows向けの高度なファイル管理ソフトウェアで、多くの拡張機能プラグインを備えています。デュアルパネルのインターフェースや強力なファイル操作機能が特徴で、ファイル管理のニーズが高いユーザー向けのソフトウェアです。カスタマイズ性が高いため、自分好みにあったファイル管理が可能です。

Total Commander

参考元:Total Commander

5. XYplorer

XYplorerは、Windows向けの高速で使いやすいファイル管理ソフトウェアです。高度な検索機能やプレビュー機能を備えており、ファイルの操作や管理を効率化します。また、カスタマイズ性が高く、さまざまなニーズに対応します。

XYplorer

参考元:XYplorer

6. Directory Opus

Directory Opusは、Windows向けの高度なファイル管理ツールで、豊富な機能と高いカスタマイズ性が特徴です。多くのユーザーから高い評価を得ており、大規模なデータ管理や高度な操作を必要とするユーザーに適しています。大規模なデータの取り扱いに優れたソフトウェアであるため、ビジネス向けとも言えるでしょう。

Directory Opus

参考元:Directory Opus

7. ES File Explorer

ES File Explorerは、Androidユーザー向けの人気のあるファイル管理アプリです。クラウドストレージとの連携がスムーズで、豊富な機能を備えています。ファイルの共有や操作が必要なモバイル環境だからこそ、便利に感じる機能が揃っています。

ES File Explorer

参考元:Google PlayES File Explorer

8. Files by Google

Files by Googleは、Androidユーザー向けのシンプルで使いやすいファイル管理アプリです。軽量でありながら、必要な機能を備えており、ストレージの最適化や不要なファイルの削除もできます。「ストレージがいっぱい」「シンプルなファイル管理ソフトを探している」とお困りの方は、Files by Googleをご活用ください。

Files by Google

参考元:Google PlayFiles by Google

9. FileZilla

FileZillaは、ファイル転送クライアントとして有名なソフトウェアであり、安定性とセキュリティが高く評価されています。ファイルの転送スピードが早く、共有や管理の機能面においておすすめのソフトウェアです。少々専門的な知識を必要とするため、やや上級者向けと言えるでしょう。

FileZilla

10. OneCommander

OneCommanderは、Windows向けの洗練されたファイル管理ツールで、モダンなインターフェースと使いやすさが特徴です。しかし、他のソフトウェアと比較して一部の機能が不足している場合があります。シンプルで簡単なファイル管理ソフトを使用したい方におすすめです。

OneCommander

参考元:OneCommander

Part3:パソコンから消えたファイルを復元するツール

今回はおすすめのファイル管理ソフトを10個紹介しました。しかし、これらのソフトはあくまでファイルの管理が主な役割です。パソコンから消えたファイルの対処もまた、専用のツールが必要です。

データ復元ソフト「Recoverit」リカバリット)は、そんな消えてしまったファイルの復元に特化したツールです。高い機能性と操作性をもち、あらゆるファイルを復元します。使い方は非常に簡単で、パソコン画面に表示される操作案内に従って操作するだけです。パソコン初心者にも分かりやすい丁寧な案内なので、誰でも簡単かつスピーディーに復元できます。

以下は、「Recoverit」 でパソコンから削除されてしまったファイルの復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの削除されたファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの削除されたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

ディスコードの魅力と使い方:新たなコミュニケーションの世界を探る

はじめに

Discord(ディスコード)は、ゲーマーたちのためのコミュニケーションツールとして始まりました。しかし、その使いやすさや多機能性から、今やビジネスや趣味の世界でも広く利用されています。本記事では、ディスコードの基本的な機能や魅力、そして参加方法について詳しく解説。

Part1:Discordとは

まずはDiscordがどのようなものなのかについて、詳しく見ていきましょう。簡単に言うと、Discordはオンラインのコミュニケーションツールの一つです。しかし、ほかのプラットフォームと比較しても機能性や操作性などに優れていることから、非常に高い人気を誇ります。Discordの基本的な機能や用途、昨今注目されている汎用性について解説します。

1.1 Discordの基本機能と用途

ディスコードは、テキストチャットやボイス通話、画面共有など、さまざまなコミュニケーション機能を備えたプラットフォームです。これらの機能性により、ゲーマーたちはゲーム内でのチームプレイや戦略の立案において、リアルタイムで効果的なコミュニケーションを取れます。しかし、その使い勝手の良さから、ビジネスチームや友人同士のコミュニケーションツールとしても注目されはじめました。

1.2 ゲームコミュニティーだけでなく、ビジネスや趣味にも利用される理由

ディスコードは、その豊富な機能だけでなく、使いやすさも魅力の一つです。また、ゲーマーたちのコミュニティーから始まったため、コミュニティーを構築しやすい環境が整っています。これがビジネスチームや趣味のグループにおいて大人気。現在は多くの用途に利用されています。円滑なコミュニケーションが求められる場面で利用されるプラットフォームとなりました。

Part2:Discordの魅力と利点

Discordの基本機能や用途を理解したところで、その魅力や利点を解説します。そのために、さらに詳細な機能について触れていきます。便利なチャット機能や豊富な絵文字機能、ミーティング機能や音声チャンネルについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.1 シームレスなテキストチャットとボイス通話

ディスコードでは、テキストチャットとボイス通話がシームレスに切り替えられます。文字だけでなく声での会話も容易に行うことができ、コミュニケーションの手段が柔軟になります。好きなときに会話に参加したいときはテキストチャットを、好きなことについて目一杯語りたいときはボイス通話をお楽しみください。

2.2 豊富なエモジやカスタム絵文字

ディスコードでは、豊富なエモジやカスタム絵文字を利用できます。テキストチャットとボイスチャットの大きな違いは、「感情が相手に伝わるかどうか」です。そんな悩みを解消するのが、豊富なエモジやカスタム絵文字。表現豊かなコミュニケーションが可能となり、コミュニティ内のコミュニケーションがより楽しくなります。

2.3 バーチャルハングアウトスペースでの楽しさ

ディスコードには、バーチャルハングアウトスペースと呼ばれる機能があります。これは、オンラインで友人やチームメイトと集まってリラックスしたり、ミーティングを行ったりするための空間です。リアルな集まりの雰囲気をオンライン上で再現できます。

2.4 多機能な音声チャンネル

ディスコードの音声チャンネルでは、ノイズキャンセリングや音声調整機能など、さまざまな機能が搭載。クリアで快適な音声通話を実現し、コミュニケーションの品質を向上させます。ゲーム中のボイスチャットはもちろん、ビジネスのミーティングにも注目されている機能です。

Part3:Discordに参加する方法

実際にDiscordに参加する方法を解説します。Discordにはブラウザ版とアプリ版が存在し、どちらでログインしても同じサーバーなら気軽に会話を楽しめます。ログイン方法だけで言えば、主にパソコンで参加するかスマホで参加するかの違いなので、あまり難しく考える必要はないでしょう。それぞれ解説します。

3.1 DiscordWebを使用したブラウザ版の参加方法

ブラウザ版は、パソコンを中心に参加する方法です。DiscordWebにアクセスし、アカウントを作成するかログインします。招待リンクを受け取っている場合は、それをクリックして参加が可能です。アカウントを作成する際、「メールアドレス」や「生年月日」の入力が求められます。

■すでにアカウントを持っている場合

DiscordWebをログイン

■アカウント作成が必要な場合

Discordアカウントを作成

3.2 Discordアプリのダウンロードとインストール方法

ディスコードの利用には、アプリケーションをダウンロードしてインストールする方法もあります。公式サイトからアプリをダウンロードし、インストール後にアカウントを作成またはログインすれば、すぐに利用を開始できます。

■アプリ起動画面

Discord起動画面

■すでにアカウントを持っている場合

Discordアプリを登録

■アカウント作成が必要な場合

Discordアプリでアカウント作成

ディスコードは、その使いやすさと多機能性から、ゲームコミュニティーだけでなく、ビジネスや趣味の世界でも幅広く利用されています。ぜひ、これらの魅力を活かして、効果的なコミュニケーションを楽しんでください

Part4:Discordの基本的な使い方

Discordの基本的な使い方をご紹介します。今回は以下の使い方を見ていきましょう。

  • サーバー(Server)の作成と参加
  • テキストチャンネルの作成と管理
  • ボイスチャンネルの使用と音声通話の方法
  • ユーザーとダイレクトメッセージ(DM)の送信

これらは、Discordを利用するうえで重要な基本操作です。多くのユーザーとコミュニケーションを楽しむための大切なツールでもあるので、ぜひご活用ください。

4.1 サーバー(Server)の作成と参加

ディスコードでは、サーバーを作成し参加することで、コミュニティーを形成できます。サーバーを作成するには、Discordのアプリまたはウェブサイトから「サーバーを追加」ボタンをクリックし、名前と地域を設定するだけです。参加したいサーバーがある場合は、招待リンクを受け取り、それをクリックして参加できます。

4.2 テキストチャンネルの作成と管理

サーバー内でテキストチャンネルを作成すれば、特定のトピックや目的に合わせてコミュニケーションを整理できます。チャンネルを作成するには、サーバー内で「チャンネルを作成」ボタンをクリックし、チャンネル名や権限設定を指定。また、不要なチャンネルは削除も可能です。

テキストチャンネルの作成方法は、以下の手順です。

手順1.「テキストチャンネル」横にある「+」を選択する

テキストチャンネルの作成

手順2.「テキスト」にチェックし、チャンネル名を入力して「チャンネルを作成」を選択する

「チャンネルを作成」を選択

4.3 ボイスチャンネルの使用と音声通話の方法

ディスコードでは、ボイスチャンネルを使用して、メンバーとのリアルタイムの音声通話を楽しめます。ボイスチャンネルに参加する方法は、サーバー内の該当するチャンネルをクリックし、「参加する」ボタンをクリックします。その後、マイクやヘッドセットを使って、会話を楽しめます。

ボイスチャンネルの作成方法は、以下の手順です。

手順1.「ボイスチャンネル」横にある「+」を選択する

ボイスチャンネルを作成

手順2.「音声」にチェックし、チャンネル名を入力して「チャンネルを作成」を選択する

「チャンネルを作成」を選択

4.4 ユーザーとのダイレクトメッセージ(DM)の送信

ディスコードでは、サーバー内のメンバーや友人へのダイレクトメッセージ(DM)が可能です。サーバー全体ではなく個別にコミュニケーションをとりたいときに役立ちます。メンバーのアイコンを右クリックし、「メッセージを送信」を選択するか、ユーザーのプロフィールを開き、「メッセージ」ボタンをクリックしてメッセージを送信します。

豆知識:パソコン用のデータ復元ソフトRecoveritをご紹介

Discordの使い方を学ぶと同時に、データ復元ソフトの存在も知っておくと便利です。失ったファイルを復元するために、パソコン用のデータ復元ソフトである「Recoverit」リカバリット) がおすすめです。Recoveritは、誤って削除されたファイル、フォーマットされたドライブ、コンピューターのクラッシュなど、さまざまなシチュエーションで失われたデータを効果的に復元できます。データの復元が必要な場合には、Recoveritを利用して失ったファイルを素早く回復しましょう。

docxファイルが開けない原因と対処法

はじめに

docxファイルが開けない状況は、多くのユーザーにとって不便な問題です。このエラーが発生する原因には様々な要因があります。それぞれの要因を理解し、それらに応じた対処法を理解しましょう。主な原因と対処法を詳しく解説します。

Part1:「…docxは内容に問題があるため、開くことができません」エラーが発生する原因

docxファイルは、主にWordで使用される機会が多く見られます。そのため、docxファイルが開けない問題は、多くのユーザーにとって深刻なものです。このエラーが発生する原因は様々であり、その解決方法も一様ではありません。

しかし、問題の原因を理解し、適切に対処法すればスムーズに解決できる可能性があります。以下では、「...docxは内容に問題があるため、開くことができません」というエラーが発生する主な原因について詳しく解説します。

① ファイルの破損

docxファイルが正常に開けない場合、ファイルの破損が考えられます。ファイルの破損は、主にファイルが保存中に何らかのエラーが発生したり、ストレージデバイスに障害があったりした場合に起こります。

「ファイルが破損している状態」とは、ファイルの中身が一部欠落しているか、書き込みエラーによってデータが壊れた状態のことです。ソフトウェアがファイルを正しく読み込むことができず、エラーが発生します。

ファイルが破損しているかどうかを確認するためには、まず他のコンピューターで同じファイルを開いてみることが重要です。もし他のコンピューターで正常に開ける場合、元のファイルが破損している可能性が高いと言えます。この場合、ファイルの修復が必要です。修復方法としては、ファイルを修復するソフトウェアを利用するか、元のファイルからデータを抽出し、別のdocxファイルに貼り付け再構築する方法があります。

② ソフトウェアの不具合

使用しているソフトウェアに問題があると、docxファイルが正常に開けない場合があります。とくに古いバージョンのソフトウェアでは、最新のdocx形式に対応していない可能性があります。当然ですが、ファイル形式に対応していないソフトウェアでは、ファイルを開けません。

また前述したファイルの破損と同様に、ソフトウェア側でもインストール中に何らかのエラーが発生し、関連するファイルが不完全な状態で残っている場合があります。そのため、使用するソフトウェアは、常に最新バージョンであることがおすすめです。また、異なるソフトウェアによるファイル起動を試してみることで、問題がソフトウェア自体にあるかどうかを確認できます。

③ ファイル名の問題

docxファイルが正常に開けない場合、ファイル名に問題がある可能性があります。「ファイルの名前くらい自由に付けても良いのでは」と思う方も多く居るでしょう。しかし、ファイル名に特殊文字や禁止されている文字が含まれている場合、そのファイルを正常に開けない場合があります。たとえば、ファイル名に日本語やスペース、記号などが含まれているとき、エラーが起こりやすい傾向です。

原因が単純なだけあり、解決法や防止策も非常に簡単です。ファイル名を変更してみましょう。ファイル名に使用されている文字を英数字やハイフンなどに置き換え、再度ファイルを開いてみてください。また、ファイル名に日本語を含めたい場合は、UTF-8などの文字コードを使用することでエラーの発生を回避できます。

④ セキュリティ設定の問題

docxファイルが正常に開けないときは、セキュリティ設定に問題がある可能性があります。ファイルがセキュリティの制限を受けている場合、そのファイルを開けません。とくに、ファイルがインターネット経由で送信された場合や、外部から信頼性の低いソースからダウンロードされた場合、セキュリティの制限がかかっている可能性があります。

セキュリティ設定の問題が原因である場合、ファイルのプロパティを確認し、セキュリティ設定を変更してみましょう。

⑤ ハードウェアの問題

バイス自体に問題がある場合、docxファイルが正常に開けない可能性が生じます。ストレージデバイスが物理的に損傷を受けると、ファイルを正しく読み込むことができません。また、ストレージデバイス接触不良や接続の問題が起こると、ファイルが正常にアクセスできない場合があります。

まずは、他のデバイスやコンピューターでファイルを開いてみてください。もし他のデバイスで正常に開ける場合、元のデバイスに問題がある可能性が高いです。デバイスを修理するか、別のデバイスでファイルを開くことで問題を解決できます。

Part2:「…docxは内容に問題があるため、開くことができません」エラーの対処方法5つ

docxファイルが開けない際、問題の解決にはさまざまな方法が存在します。以下では、「...docxは内容に問題があるため、開くことができません」というエラーに対する対処法を紹介。それぞれの方法を検討し、状況に応じて適切に対処していきましょう。

① データ修復ソフトRepairitを利用

ファイルが破損している場合、データ修復ソフトウェア「Repairit」の利用がおすすめです。Repairitがあれば、ファイルを素早く簡単に修復できます。また、Repairitはさまざまなファイル形式の破損や消失を修復する信頼性の高いソフトウェアです。ソフトウェアをインストールし、操作方法に従って破損したdocxファイルを修復しましょう。

★以下はRepairit(リペアリット)で開けないdocxファイルを修復する手順です。

ステップ1 開けないdocxファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、「その他の種類の修復」タブから「ファイル修復」を選択します。そして「+追加」ボタンをクリックして、開けないdocxファイルを追加します。

破損したエクセルファイルを追加

ステップ2 開けないdocxファイルを修復します。

破損しPDFファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。そうすると、修復作業が始まります。

破損したエクセルファイルを修復

ステップ3 修復したdocxファイルを保存します。

修復完了すると、修復されたdocxファイルをダブルクリックしてプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたdocxファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)

修復したエクセルファイルをプレビューして保存

以上簡単な操作で開けないdocxファイルを修復するが可能です。

② バックアップファイルを利用する

docxファイルが破損している場合、バックアップファイルを利用して元のファイルを回復することができます。定期的なバックアップを取っている場合、破損したファイルをバックアップから復元することで問題を解決することができます。

バックアップファイルの利用は、今回のエラーだけでなく、さまざまな場面で活躍する手段です。データを管理するうえで非常に重要な操作なので、習慣化しておくことをおすすめします。

※以下の方法は、それぞれバックアップ先となるUSBドライブやHDDをパソコンに接続する必要があります。

Windowsの場合

Windowsでバックアップする方法は、以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面左下の「Windowsアイコン」から「設定」、「更新とセキュリティ」へ選択する

「更新とセキュリティ」へ選択

手順2.「バックアップ」の「ドライブの追加」から、保存先ドライブを選択する

保存先ドライブを選択

手順3.「ファイルのバックアップを自動的に実行」をオンにする

「ファイルのバックアップを自動的に実行」をオン

Macの場合

Macでバックアップする方法は、以下の手順です。

手順1.メニューバーから「システム環境設定」を選択する

「システム環境設定」を選択

手順2.「一般」タブから「Time Machine」を起動する

「Time Machine」を起動

手順3.復元用のパスワードを設定し「完了」を選択すると自動バックアップが開始される

パスワードを設定し「完了」を選択

③ 別のソフトウェアを試す

docxファイルを開くためのソフトウェアが原因でエラーが発生している場合、他のソフトウェアを試してみることが有効です。代替のソフトウェアを使用してファイルを開いてみてください。代替ソフトウェアが問題なくファイルを開ける場合、元のソフトウェアに問題がある可能性があります。

④ ファイルを別の形式で保存する

docxファイルを開けない場合、ファイルを別の形式で保存すると解決する場合があります。たとえば、ファイルを.doc形式や.rtf形式などの別の形式で保存してみてください。別の形式で保存したファイルが開くのであれば、ファイルの形式自体が問題の原因である可能性があります。

⑤ オンラインファイル変換ツールを利用する

ファイルを別の形式で保存する際、うまく変換できない場合があります。そんなときは、オンラインファイル変換ツールを利用してみてください。問題のdocxファイルを指定するだけで、簡単に別の形式に変換できます。現在は多くのオンラインツールが利用可能であり、破損したファイルを修復するのに有効です。オンラインツールなので、ブックマークすれば簡単にアクセスできます。